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春の学会シーズンが終わりました!
2018/06/30

はじめまして、JOBKのメディア史研究会の後藤です。

さまざまなタスクに追われながらも、研究者にとって、学会への参加は研究成果をまとめ、フィードバックを得られる貴重な場です。所属する学会にもよりますが、その多くは春(6月頃)と秋(10月)に開かれます。
(国際学会は長期休みを「有効に」使えるよう設定されていて、少し異なります。)

さて、そんな春の学会シーズンの終わりに近づいた6月23・24日に、学習院大学で開催された日本マス・コミュニケーション学会に参加してきました。
一日目には、共同研究者の丸山さんが、ここ半年間集中的に取り組んでいたラジオ・ドキュメンタリーについての分析を報告されました。残念ながら私は勤務のため当日、参加できませんでしたが、予稿集はアップされていますので、ぜひ、みなさんもご覧になってください。
http://mass-ronbun.up.seesaa.net/image/2018spring_C1_Maruyama.pdf

二日目からの参加となった今回は、若手セッションとワークショップに参加してきました。
時間に余裕をもって出かけたものの、当日の会場変更があったことを知らずにいたため、急いで移動したのはご愛嬌ということでしょうか。
ただし、そこは学会。息を整えて開始を待っていたところ、開始早々から活発な意見が出されました。
とくに参加した若手セッションでは、若手って誰を指すの?若い研究者のニーズってどんなもの?そもそも学会の意義って?など、刺激的な話題が提示されました。
そうそう、そうだよね!と頷くテーマや、そうなのかな?と首をかしげるトピックもあり、自分の立ち位置を改めて考える機会になりました。
最近、様々な学会で、こうした「若手」企画を見る機会が増えました。
そうした試みが実を結ぶのを、直接・間接問わず、どのような形で支えられるだろうと、学会の帰路に考えました。

私自身は、6月初旬に松山大学で開催された関西社会学会でJOBKと秋田実についての学会報告をおこないました。
フロアの方々からコメントを頂戴し、今後の課題が明らかになりました。
これらの課題をクリアして次のステップ、すなわち論文執筆に進みたいと思っています。
こうした、課題の発見とモチベーションの増進は学会参加ならではの意義ですね。

ひとまず2018年春の学会シーズン終了です。次の学会に向けて、インプットとアウトプットをバランスよく続けたいと思います。

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